Livestock JAPAN
本記事では、和牛の紹介に始まり、実際に様々なメニューで和牛を試食した際のレビューが記載されている。
アメリカ人にとって、肉を食す際にはやはりボリュームが重要である。一方、日本の本物の和牛の場合、牛肉の風味と脂の旨味が圧倒的であり、量は必要なく、言うなれば牛肉のデザートである。
和牛の代表格とも言える「神戸牛」は非常に厳しい条件を満たした、極めて貴重なものであり、全体に占める割合は少ないものの、日本の他の高級和牛も風味や舌触りも非常に神戸牛に近く、同じくらい非日常な体験を味わうことができる。
脂の溶け出す温度が低いため、和牛を口に運ぶと、体温や唾液で脂が溶け出し、驚くほど滑らかな舌触りとなる。和牛は他のどのステーキとも別物で、本当にユニークである。大切なのは量や長さではなく、濃密さであるのだ。
2015年2月24日