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Livestock JAPAN

日本以外では滅多にない機会-東京に行ったら神戸牛をお試しあれ

本記事では、西欧における牛肉の概念と和牛を比較するとともに、神戸牛を引き合いに、日本の和牛の質の高さに言及している。

1860年代まで牛肉を食すことのなかった日本は、過去1世紀半の間に世界で最も高水準の牛肉を生産することとなった。和牛の質の高さの秘訣はなんと言っても自然に形成された霜降りであり、この脂が溶けだし、驚くほど肉が柔らかくなるのだ。
欧米では、ステーキほど豪快な食べ物はないだろう。血の滴る、噛み応えのある、焦げ目の付いた「タフガイ」向けの料理という印象だ。それに対し、日本の神戸牛は正反対を行く。繊細で、洗練され、溶けていくほどやわらかいのだ。
どんな調理法でどんな部位を食べても、初めて本物の和牛を口にすると新たな世界の扉が開く。肉であるのに別次元の味わいなのである。

2015年9月4日